くろたかの目指せ!中小企業診断士

独学で中小企業診断士を目指す中年のブログです。まあ、モチベーションを維持して頑張ります。

うーん、クーデター(その2)

つづきです。


異様な空気の中、もう限界だと私は感じました。
このままいけば、Iが口を開き皆Iが課長をすべきだというでしょう。
それだけではありません、Kには居場所すらないのです。
請負側で失敗して派遣に舞い戻った人は、何の役割も出来ないだろう。
敗者はただ我々の邪魔をせず静かに余生を過ごせばいい。
冷たい空気がその場を包んでいます。
派遣、請負側で総勢15名ほど・・・一部は私が抜擢した組織の面々です。


くろたか「上位役職は、基本俺に決定権があると思っている。組織の実行は来春だ。ここは一旦、俺に預けてもらう。派遣の上位役職はもう一度再考する。」


その言葉をいうだけで精一杯でした。
会議後皆がそれぞれ帰っていきます。
Kを除く上位陣は、ほぼスモーキングタイムです。
会議室にIがいました。
皆がKの代わりに派遣の課長をして欲しいと願う人物です。
くろたか「なあ、I。俺は今何を考えていると思う。」
I「正直、分かりません」
Iは、スポーツマンで誰にも優しいナイスガイです。
爽やかでいつも笑顔、体格もすごい。年齢は30代半ば。
比べてKは背も低いし小太りの40代半ば。


くろたか「俺はな・・・お前が課長でKがその下なら異論はなかったよ。でもこの件はきっとお前が決めたんじゃないよな。YさんやKYだろ、決めたのは。」
I「・・・・それは・・・・」
くろたか「なあ、I。派遣の課長は操り人形か?お前は本当にあの人事が正しいと思うのか?」
I「それは・・・・」
くろたか「全員に言っておけ、今日はがっかりしたと。この5年お前たちと目指した組織はこんな組織か?0か1かそれしかないのか?0にされた人は辞めるか諦めるか役割がなくなるのか。それが本当に人を活かす組織なのか?」
I「・・・すいません」
くろたか「これだけは言っておく、誰かを落として存在を殺してそれで成立する組織など俺は絶対に作らない。そんな組織は、人を壊す組織だ。俺がお前たちと目指したのは、自分たちの思い通りになる仲良しの集まりか?考えは色々あっても皆真剣に会社のことを思ってる人たちの集まりじゃないのか。ならどうして同じ目標を持つ仲間を壊れた部品のように捨てるんだ。誰にだってその時その時の適材適所はあるだろう、それを考えず排除するのがお前の課長としての仕事か?」


興奮していました。
気がつくと会議室のパーテーションの向こうには、Kがいました。
K「今日はすいませんでした。とっさに言葉が出なくて色々と考えたのですが皆が望むものが何なのか分からなくて、今リーダーの一人に聞いて分かりました。もっと大きなことかと思って勘違いして・・・・」
くろたか「違うな・・・俺の言ったことをいうことが正解じゃない。これはクイズじゃないんだ。俺はお前にリーダーをやってほしいと頼んだ。確かに俺の話したことに皆は一度は納得したのだからそれを自分の口から言うことは信頼を得る近道だろう。でも一番は自分の課長としての想いを言うことだ。俺が言ったことと違っていても課長としての信念を言うことだ。それがKの言葉として聞けなかったことだけが、とても残念だよ。」
K「言われる通りです・・・本当にすいませんでした。」


帰ろうとすると皆が寄ってきます。
たばこを吸ったグループたちが帰ってきたのです。
とりとめのない会話でした、次のコンペにどうやって行こうか。
笑い話が5分ほど続きました。
Yさんが言います。
Yさん「くろたかさんそろそろ帰りますか?」
現在派遣課長であるKYは残っています、きっとこれからKと話すのでしょう。
私がIに言ったことは、すでに皆に伝わっているはずです。
なぜ分かるかって?そういう組織を作ってきたからです。
KYとYさんは、そういう動きが取れる人です。
さあ、これからどうまとめるか。

↑まあ、画像はまともじゃないと思ってるんだろうけど
それはクーデターじゃなくて「居酒屋くうをでた」だな。
もう少しなかったのか?流れに無理があるだろ。




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