くろたかの目指せ!中小企業診断士

独学で中小企業診断士を目指す中年のブログです。まあ、モチベーションを維持して頑張ります。









うーん、久々の0(ぜろ)

くろたかです。
今日は、役員が来て上期賞与の最終調整を行いました。
色々と話がある中で夕方には、完了しデータを本社に送付した後、役員は帰って行かれました。
上司の査定した最終データを見ました。
一人だけ気になっていた所員がいたからです。
もう何年も勤怠が悪く総稼働時間や売り上げも平均から見ると大きく落ち込んでいる社員がいました。
原因は、謎の体調不良。
それまでは、プラス査定をしていた所員でした、寡黙ですがあまりさぼることなく仕事をするので私は評価していました。
ただし、基本ため口だったりして人によって評価が分かれる社員でした。
私はあまりそういうこと気にするタイプではないので(笑)


体調を崩し、初年度は40日を欠勤、すべて体調不良による突発です。
週一で急に休まれるわけですから仕事がまとまる訳もなく客先で業務するには無理があると自社に戻しました。
2年目は、何とか医者に行けとリーダーは説得しますが元々頭痛持ちだった彼は、昔からこうだからということを聞きません。
2年目は少し減りましたがそれでも30日の欠勤。
すべてその日の朝だから始末が悪い。
しかも休みだすと1週間なんてざら。
当然、納期のある仕事など渡せません。
3年目、改善がない所員に役員が面談を申し込み、直接会話。
興奮したのか、面談は大失敗。
私は役員から彼に退職をほのめかすようにと言われました。


私は知っていました、彼を求人し育てたのは、その役員だったのです。
親心で色々と話をしたのでしょうが、全く聞く気のない素振り、改善しない勤怠。
私も思いました、流石にここまで甘えているのはないなと。


昨年一年、私は人が変わったように彼に冷酷に接しました。
一切に情に訴えることもなく、一緒に転職先を探したこともあります。
彼は生え抜きでそんな検討をしたことも全くなかったのです。
高卒の資格なしでいまの条件よりいい仕事などありません。
そして今の健康状況では、転職できても続くわけもありません。


私は過去の彼の健康診断の結果をすべて取り寄せ、色々と分析をしました。
体調を崩す前と後の差を検査項目すべてを羅列し数値のへの大きい項目をピックアップしたのです。
それを一つの表にまとめて、そして大きく変化している部分を私なりに彼に説明しました。


ここ数年、自分の身に起こっている変化を数値的に知り、不安になったのかようやく彼は、総合病院に行き精密検査をしたのです。
それからの改善は、明らかでした。
今は、月一の病院への通院をしながらゆっくりと治療を続けています。
稼働は高くはありませんが、休みはうんと減りました。
通院による遅れを取り戻そうと休出もしてくれています。


ただ、病院に行くだけ・・・そんなことに3年もかけて。
馬鹿だと笑って誹謗中傷する者もいます。
しかし、諦めずに接したおかげでようやく以前の彼に戻ってきました。


昨日、面談をしました。
顔が沈んでいます、賞与査定の時期を知っているからです。
私はいつもマイナス査定の人に改善点や他の人との差を説明するからです。
くろたか「この時期だから何のことか、分かるよな」
彼「ボーナスですよね」
くろたか「そうだ、久々に君の査定の欄に0と書いた」
彼「え?」
くろたか「えこひいきじゃない、ちゃんと数値に沿って判断した結果だ」
彼「はい・・・・」
くろたか「評価が真ん中の人に面談をするのは可笑しいのかもしれんが、どうしても言いたかったのでな。・・・よく頑張ったな、おかしな言い方だけど良く普通に戻れた」
彼「ありがとうございます」
短い会話でした、でも頭の中には彼との3年が色々と浮かびます。


休みがちの彼の家に訪問し、医者も紹介して、それでもいかない彼を諭し、一向に改善しない頭痛に二人でネット調べたり、役員との面談、転職の検討。
今は、病状が良くなったと必ず通院の後には、報告に来てくれます。
表情も明るく後輩の面倒も見るようになってきました。
昨日役員が一言最後に言ったのです。
「あいつは、持ち直したな。長く管理者をしているがあそこまで悪くなってやめなかった人は初めてだ。よく我慢したな、君も彼も。」


満たされないことが多い今の役割ですが、たまにはこういうのも良いかな。

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