くろたかの目指せ!中小企業診断士

独学で中小企業診断士を目指す中年のブログです。まあ、モチベーションを維持して頑張ります。









うーん、上司とは何か

昨日の続きです。
いつもと違うA係長の様子に違和感を感じた私は、じっくりと話してみようと思っていました。
確かに言ったことは、出来ていませんがそもそもの目的は、上手く組織が回るようにとの想いです、決してAを叱りたい訳ではありません。


A「すいません、今持ってきました。実はこの組織表は金曜日にできていて課長に頼んで所長に説明してくれとお願いしていたのですが・・・・」


いきなり始まった言い訳。
いつもならば、一刀両断ですが今日は少し状況が違うと思いました。
くろたか「そうか、じゃあ改めて俺に説明してくれるかな。」
A「はい、基本的には皆の役割を一段づつずらして行って、私が皆の上に立たなければいけないと思いますのでこのように・・・」


目の前にあるのは、判で押したような組織図。
Aがトップでそれなりのサブリーダーが3名、協力さんも入れて合計15名ほどの組織です。
彼らしい組織表でした、業務面の事情があるんでしょう。下の方に行くほどに構成が複雑に絡み合っています。
くろたか「なあ、Aよ。確かにこれは、こうあるべきって姿だよな、でも君の想いっていうか大事に思ってることは、自分が上でないといけないってことなのか?」


A係長の顔が硬直します、そりゃあそうです、型通り行くなら今も上手く行ってるでしょうから。
くろたか「なあ、俺が聞きたいのは、どうしたいのか。何に困っているのか、A君の本当に解決したいことなんだよ。本来すべきことじゃない。」


言葉が出ません、もう頭が回らないのでしょう。それはひきつった顔から分かります。
くろたか「俺がしたいことは、君を否定したいんじゃない。今大変なのは見ればわかるんだ。だから教えてくれと言ってるんだよ。俺は君が大事だから救いたいんだ、君には大事な家族もいるし子供さんも小さいだろう。君が潰れたら沢山の人が不幸になる。」


真っすぐと目を見てそういうとAは、急に泣き出しました。
それは、堰を切ったように周りも気にせず、緊張の糸が切れたように。


くろたか「おいおい、だから・・・。そうなるまで我慢するなよ、悪い癖だな。」
暫くは話になりませんでした、ただ泣くAにテッシュを渡すくらいしかできませんでした。
A「すいません、もう言葉が出ないし考えることも出来なくて。でも仕事はやり切らないと行けないし、僕以外に誰もそれを・・・」
くろたか「仕事はやり切れ、それ以外の管理は全て僕が引き取ろう。」


どうして仕事を取ってやらないのかと思いますか?
技術者にとって、プレイングマネジャーにとってそれだけが最後の砦なのです。
そりゃあ、程度にもよりますけどね。私はまだ彼は何とかなると判断しました。
帰り際に彼の背中を叩いてこう言いました。
くろたか「その顔で職場に戻るなよ、顔洗ってタバコでも吸ってから行くと良い。」
A「はい、ありがとうございます。」


上司って何でしょうか。
私はある時は兄のようで、ある時は親のようで、部下が困ったら最後は困っている部分だけは俺に任せとけって言える存在でありたいと思います。
ただ、自分も一杯一杯だからそれを部下に言えずに、まるで他人事のように、型通りの指示する人って多いですよね。
僕だって厳しい時はある、そんな時は自分の想いをそのまま部下に言えば良い。
「悪い、助けたいけど俺も一杯一杯だから、なあどうしたらいいか一緒に考えないか」
Aが出来なかったのは、たったそれだけのことなんです。


8月末までは、請負組織の勤怠管理は全て俺か・・・うーん、我ながら忙しいな(笑)

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