くろたかの目指せ!中小企業診断士

独学で中小企業診断士を目指す中年のブログです。まあ、モチベーションを維持して頑張ります。

うーん、電気の王国(その3)

くろたかです、覚えていますか?
昔やっていた業界に戻りたいというKさんの話。
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うーん、電気の王国 - くろたかの目指せ!中小企業診断士
うーん、電気の王国(その2) - くろたかの目指せ!中小企業診断士


あれから客先と調整して9月末で今の職場は、終了する話をしました。
思った以上に担当の方は、素直に聞いてくれました。
担当者「Kさんの想いがそこにあるなら仕方ないね。後10年ほどでしょ、やりたい場所でやりたいことしないとね。」


良い担当者だなと思いました、同時にKさんが日ごろ良い仕事をしているのだなと。
7月3日に新しい客先の面談を設定しました。
まあ、オッケーなら色々と準備もいるでしょうしね。
48才での面談、業務自体はほぼ15年ぶり。
それでも表情は、自信に溢れています、今までの実績がそうさせるのでしょう。


面談は、相手の部長と私の会話から唐突に現場間の話になりました。
相手の担当は、韓国出身の方でした。
韓国の方「確認させてください、この言語分かりますか?」
Kさん「いえ、その言語は最近の言語ですので。」
韓国の方「このツールは?正直言ってください、この仕事、貴方ならどれくらいかかりますか?」
Kさん「うーん、全く想像がつかないですけど1年くらいですか。」
韓国の方「ははは、私なら3か月です。それではお話にならない。」


見る見る間にKさんの顔が硬直していきます。
その方の執拗な問いかけは、小一時間続きました。
途中もう良いのではと思い、話しを切ったのですがまた直ぐに質問が始まります。
でもKさんは、気持ちを切らすことなく言い続けたのです。
Kさん「教えて貰えれば、すぐに勘は戻ると思います。頑張りますので。」
私は、良いように捉えていました、ダメならここまで聞かないだろう。
何とかしないと自分が大変だという想いがあるからだろう。


しかしそれにしてもねちっこい。
そこ迄言う必要あるのかな、Kさん背中が丸まってるよ。
帰りの車中で私はKさんに聞きました。
くろたか「今日は散々でしたね、どうですか?感触は。」
Kさん「流石にあそこまで言われるとは・・・でも相手も必死なんだろうなと思いました。」
くろたか「でもブランクがあるので業務上厳しい部分は理解して貰いましたね。」
Kさん「はい、これから身に付けることは多そうですね。」
くろたか「今の職場でずっといれば重宝されますよ。この年齢であそこまで言われることはない。それでも戻りたいですか?電気の仕事に。」


・・・・静かな時が流れます。
Kさん「でも今日、僕はとても嬉しかった。久々に電気の用語で話して・・・厳しい現実を言われてきついなと思ったけど、またこの仕事がやれるのだと嬉しかったです。」
くろたか「そうですか、それは良かった。」
帰社後、お客様からメールが来ました。


「折角ですが、弊社のご紹介された人員ではフィットしないと感じました。」
「流石に厳しいと担当も言っています。」
感覚でしょうかね、お国柄かな・・・日本人ならダメだと思う人にあそこまで時間をかけて言わないと思うけど・・・。


丁寧に今日のお礼を書いてKさんにもその旨を伝えます。
これから何度か今日みたいな日があるのかもしれないけど、その先にKさんが目指す「電気の王国」があるのなら・・・諦めないで僕も頑張ろう。
今日の嬉しかったというKさんの言葉に僕は奮い立ちました。
私も諦めずに、Kさんの居場所は何とか見つけてやるからな。

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