くろたかの目指せ!中小企業診断士

独学で中小企業診断士を目指す中年のブログです。まあ、モチベーションを維持して頑張ります。

うーん、年を取ると

くろたかです。
実家に帰ると必ず母と30分は話します。
母は、大阪で美容師を半世紀以上しています。
親としてではなく、仕事をする人として母は尊敬できる人です。
先日も会話の中でこのようなことを言われました。
私の年齢に触れてです。
母「もうあんたも50近くなるのか、そりゃあ、私も年を取るわけやな(笑)」
母「目はどう?まだちゃんと見えるの。耳はどう?ちゃんと聞こえる?」
お陰様でまだ不自由はありません。
老眼鏡も掛けていませんし、耳もたまに聞こえにくい時がありますがまだまだ大丈夫です。
くろたか「まだ大丈夫だよ、どうして?」
父の話が始まりました・・・これだけは苦手です。(笑)
確かに父は、ろくなものではありませんでした。
ほとんどは、家に帰らず。
帰ってきたと思えば大病を患い入院。
それを受け入れることが出来ずに余命何年かで借金し企業。
私と弟の貯金まで手を付ける始末でした、結果自暴自棄になり家族に暴力。
だから母が父を恨むのは分かります。
でもこの前言われたことは、心にしみました。
母「あの人(父)はね、すごい人だったんだ。若くして成功して、いつも自分の出世を自慢していた。覚えているかい、会社が自社ビルを建てた時だ。まだ4歳のあんたを会社の社長に抱かせてビルの前で記念写真を撮ったんだ。このビルは俺が建てたんだって認めさせてやったと言ってたよ。」
母が父をほめるのを初めて聞いたような気がしました。
母「でも、病気になった、それが全てだった。いろんな人があの人に意見した、助けようとした、でもあの人は全てそれを凡人の寝言だと笑って聞かなかった。」
その結果は、良く知っています、私と弟には父の晩年こそが父のすべてなのですから。


母「良いかい、年を取れば目が見えなくなる。耳も聞こえなくなる。でもね、だから見ない、聞かないじゃだめなんだ。」
その時居合わせた弟もその言葉はよく聞いていました。
母「目が見えないのは、もっとよく見なさい。耳が聞こえないのはもっとよく聞きなさいと神様が言ってるんだよ。年取るほどに人様のことをよく見て、よく聞こうとするんだ。あんたの親父はそれだけが出来なかったのさ。」
ため息を一息つくと母はこう言いました。
母「もう二人とも親父が死んだ年になってるんだ、心得なよ。それがあんた達にあの人が残した唯一の形見だ。」
形見か・・・確かに僕も弟も病気一つせず今まで来られたのは、親父のようになりたくないという想いがあるからなのかもしれない。


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